最低なまま過ぎた日々へ 最低なまま過ぎた日々へ 1 二次試験前日、私はホテルのベッドで横になっていた。 福島県からはるばる新幹線に乗って、見知らぬ街の見知らぬホテルに到着した私と母。移動だけでも疲れるが、この移動の目的が「二次試験を受ける」という喜べないものなのだから余計に疲れる。大学の見... 2023.11.26 最低なまま過ぎた日々へ連載記事
単発記事 世界を変えるデザイン 大学でデザインの勉強をしています。 製品のデザインを考えたり、ロゴのデザインを考えたり、とりあえず「デザイン」っぽいことは一通り授業で実践している現状です。毎週課題の締め切りがあってヒィヒィしているのですが、デザイナーになったら一生こんな... 2023.11.12 単発記事
逃げてドラ猫 逃げてドラ猫 #24「質問力」 「質問がある方はいらっしゃいますか」と聞かれて、誰も手を挙げないあの時間が苦手です。 何と言っても、あの張り詰めた空気。悪いことをしている人間など一人もいないというのにあそこまで空気が張り詰めることってありますか。まるでどこかに殺人鬼が潜ん... 2023.10.23 逃げてドラ猫連載記事
逃げてドラ猫 逃げてドラ猫 #20「生徒諸君ッ!ロッカーで爆発せよ!」 高校時代、扉つきのロッカーが与えられました。1人1部屋(ロッカーの単位ってこれでいいのか?)を自由に使うことができ、中はぎりぎりカナリヤを飼えるかな~くらいの広さでした。 2023.09.17 逃げてドラ猫連載記事
逃げてドラ猫 逃げてドラ猫 #19「蜩害(後編)」 前編はこちら。 部屋のドアが半分だけ開いた。 「それじゃ、お母さん行ってくるから」 私はイヤホンを片方外して(最低限の礼儀だ)「んー」と答えた。親子のコミュニケーションって、無駄に気をつかわなくていいから本当にありがたい。その証... 2023.09.10 逃げてドラ猫連載記事
逃げてドラ猫 逃げてドラ猫 #12「最強の目覚まし時計」 あぁ、最強の目覚まし時計が欲しい。最近、切にそう願っています。そして私はこの願望を一生追い続ける運命なのでありましょう。 2023.07.02 逃げてドラ猫連載記事